寝屋川市 鍼灸情報 - 寝屋川市 鍼灸院「ナカガワ針治療院」

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寝屋川市 肩こりは鍼灸治療が効果的

2015年05月24日 [記事URL]

整体よりも効果的な肩こりの鍼灸治療

肩こりの症状を改善するためにと整体やマッサージ院を利用している方は非常に多いですが、実は整体よりも鍼灸治療のほうが肩こりに効果的だと知っていますか?
他の病気等に比べると非常に多くの方が肩こりの症状で悩んでいると言われていますが、肩こりは鍼灸治療で意外と簡単に治すことができるのです。

鍼灸治療のことをよく知らない人は、辛い症状を改善することもできず、長く苦しんでいることでしょう。
またマッサージを利用するケースもありますが、肩こりの症状を完全に取り除くことを考えると、表面的な処置では完璧な改善は期待できません。

鍼灸治療で効果的に改善できる肩こりとは、首から肩周辺にかけての筋肉、骨、じん帯など全体的な痛み、重だるさといった不快な症状を指します。
人によって痛みや違和感には違いがありますが、肩こりが原因で、慢性的な頭痛や腰痛、吐き気を伴っている方も多いようですが、鍼灸治療では、肩こりだけでなく、全身症状の改善も可能です。

ただし、鍼灸治療で対応できる肩こりとは、筋肉の疲労などによる症状となりが、何かしらの病気が潜んでいる場合には、すみやかに医師に相談しなければいけません。
それ以外に鍼灸で対応できるものに、更年期障害や自律神経失調症などによる肩こりがあり、高い改善効果が期待できますので、症状が悪化する前に治療を始めるようにしましょう。

またマッサージは、とても気持ちがよく、短時間ですっきりとした気分になることは確かですが、一時的な処置に過ぎず、体の奥にあるコリを取り除くことはできません。
それに比べて、鍼灸(はり)で肩こりの治療をする場合は、ツボに鍼を刺すことで、痛みの原因となっている部分に、直接刺激を与えることができ、表面だけではない根本改善が目指せます。

その後、仕上げにマッサージを取り入れることで、身体全身のリラックス効果が得られるでしょう。

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寝屋川市 変形性膝関節症

2015年05月23日 [記事URL]

変形性膝関節症は痛みがない鍼灸(はり)治療がオススメ

変形性膝関節症の改善に鍼灸(はり)治療を希望する方も増えています。
ただ、鍼灸(はり)治療を始めて利用する場合、鍼を刺す際の痛みによる不安を抱えている方も少なくありません。

しかし、現在各鍼灸院で利用されている鍼は、中国等で使用されている太い鍼とは異なり、日本人の体質に大変適している、安全性の高いものですから、痛みもほとんど無く、安心して利用できるでしょう。

鍼灸(はり)治療でかなりの改善効果が期待できる変形性膝関節症ですが、膝関節内にある軟骨が年齢とともに消耗し、骨の変形を引き起こしている状態で、動くたびにかなりの痛みを伴うのが特徴的です。

その原因となっているのは、ほとんどが老化となりますが、それ以外にも立ち仕事による関節への負担、食生活による骨密度の低下、運動不足、肥満、生活習慣病による骨の老化などとなります。

また激しい運動をしている方にも時々変形性膝関節症が確認されていますが、コンクリートなど足への衝撃が慢性的に加わることで、関節や軟骨を損傷、消耗することが考えられます。
関節は一度変形が進むともとの状態に戻すことは非常に難しく、可能性は限りなくゼロに近いと言われています。

そのため早急な治療が必要となりますが、鍼灸(はり)で変形性膝関節症を治療する場合には、痛みの軽減と除去、さらに足全体の血液やリンパの流れを改善し、体内に蓄積されている余分あ水分や老廃物を排出することを目的に治療を進めていきます。

鍼を当てることで、脳内から痛みを抑える物質が分泌されますので、変形性膝関節症の強い痛みを感じている場合には、鍼灸治療は非常に効果的といえるでしょう。

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寝屋川市 鍼灸治療で産後の「腰痛」を解消

2015年05月23日 [記事URL]

鍼灸治療で産後の「腰痛」を解消

産後太り・冷え性・頭痛・めまいなどと言った産後独特の悩みを経験した方も多くて、特に「腰痛」に悩まされるお母さんはとても多いです。
その原因のひとつは妊娠・出産に伴って骨盤が弛緩し広がったままの状態になり骨盤底筋と言われる筋肉の筋力が低下してしまうためで、これにより骨盤に歪みやズレを生じてしまうからです。
また骨盤底筋が弱くなると骨盤の中にある内臓が下垂して、骨盤の中にある内臓や筋肉が圧迫されてしまい骨盤周辺の血行が悪くなってしまうからです。

もうひとつの原因は、出産後すぐに始まる夜間の授乳などを含む育児で、これが想像以上に大変な労力を必要とするのです。
また授乳姿勢やおむつ交換の姿勢など、今まで経験したことのない無理な態勢をすることで、腰に対してストレスをかけてしまい痛みにつながってしまうのです。

その他にも、昔から持っている体質・仙腸関節の回復の遅れや炎症・子宮復古の遅れなど様々な要因があります。
そして人によっては、それらの要因が複雑に絡み合って症状を起こすこともあるのです。

このような原因で起こる産後の「腰痛」を改善するには、骨盤矯正による骨盤ケアが最も大事な対策と考えられています。
骨盤矯正により骨盤を本来の正しい状態にすることで、腰の痛みだけではなく様々な産後のトラブルも改善されるので、妊娠・出産でダメージを受けた骨盤をまずはケアしましょう。

それから、整体などによる骨盤矯正と共におすすめしたい治療方法として「鍼灸治療」があります。
鍼灸治療は、凝りや痛みの原因となっている血行を改善することで、表面に出ている症状や痛みを緩和してくれますし、指では届かない筋肉に対しても鍼で直接刺激することにより痛みを緩和してくれます。
また血行が改善されることで基礎代謝がアップしてエネルギー消費が正常になるので産後太りの予防にもつながります。
このように鍼灸治療で全身の血流を改善させることにより産後の心身の疲労を回復させて、腰の痛みだけではなく様々な症状を解消できるのです。

また産後はホルモンが急激に減少することでホルモンバランスが乱れてしまうことが多く、その影響で体に様々な異常を起こしてしまうことになります。
鍼灸治療は自律神経の機能を高めることによりホルモンの働きを正常な状態にしていきます。
ホルモンバランスが整うと体も自然な状態に整っていくので、骨盤周囲だけでなく全身の筋肉の過度な緊張や緩みも整えられます。
ですから無理な矯正をすることなく全身のバランスが整って、体の様々な不調を緩和することにつながっていくのです。

あと意外と知られていないことですが、「腎臓の疲れの除去」も腰の痛みを改善させるためには大事なポイントになります。
妊娠・出産で多かれ少なかれ腎臓の疲労は蓄積してしまいますし、出産後の育児が大変なために腎臓の回復を大きく妨げてしまいます。
これらのことで腎臓の疲れが蓄積されると腸腰筋の機能不全を引き起こし、それが腰の痛みを引き起こす原因になってしまうのです。
ですから鍼灸治療により腎臓の疲れを除去してあげことが、腰の痛みを解消させることにつながるのです。


寝屋川市 アトピー体質解消

2015年05月22日 [記事URL]

アトピー体質と鍼灸(はり)の考え

東洋医学の鍼灸(はり)では、アトピー体質の本質を熱証としています。
熱証とは、寒証と相対するもので、アトピーの場合、身体全体もしくはその一部分が熱の性質に傾いていることが原因としています。

熱証の体質の方の特徴としては、口の渇きによる冷たいものを好む傾向にあったり、尿の色が濃い、暑がり、便秘、となりますが、それに加えアトピーの場合には、皮膚の赤み、かゆみが主な症状で、さらに外気が上昇することでさらに体温が上昇し、皮膚のかゆみや痛み、赤みを悪化させてしまう傾向にあります。

東洋医学で治療を進める場合、漢方で熱を冷ますことができます。
それと同時に鍼灸(はり)でアトピーの症状を改善するには、熱を冷ます働きの強いツボに鍼や灸を使い、機能を活性化させます。

その他にもアトピーの体質として身体にストレスが常に蓄積している状態であるため、筋肉や脳、神経系統の筋肉を緩める治療も行われます。
緊張を緩めるツボに鍼や灸で刺激することで、精神的な安定を整えることが期待できます。

アトピーは鍼灸(はり)以外にもステロイドによって治療を行う事もできますが、長く使用することで、強い副作用の心配を抱えている方も少なくありません。
その点鍼灸(はり)によるアトピー体質の治療については、身体に負担をかけるような薬は一切使用しませんので、長期的な治療としても安心してご利用できるでしょう。

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寝屋川市 ストレートネックを治療する

2015年05月21日 [記事URL]

鍼灸(ハリ)治療で改善できるストレートネックとは

鍼灸(ハリ)治療で改善できるストレートネックとは、今から数十年前までは、ほとんど耳にしたことのない症状だったのですが、ここ数年で急速に注目されています。
以前は、交通事故などが原因となるむち打ち症の方に多く見られていたストレートネックですが、なぜここ数年で多くの方がこの症状で悩んでいるのかそれは、近年急速に発展しているインターネットが影響していると言うのです。

仕事だけでなく、プライベートでも手軽に利用できるようになったインターネットは、パソコンの画面から携帯電話、タブレットなどあらゆる場所で活用できる大変便利なアイテムとして多くの方が利用しています。

ただこのインターネットが原因で、ストレートネックの症状を発症している方が非常に多いのです。
現在ストレートネックを鍼灸治療院で改善しようと通院されている方がとても増えており、これらの患者に共通しているのが、パソコンや携帯電話、タブレットPCなどの長時間の利用なのです。

つまり長い時間、画面を直視することで、目と肩、首や腰にかなりの負担をかけるようになり、特に首周辺の筋肉や骨、じん帯や神経がカチカチに凝り固まることで、ストレートネックの症状を引き起こすといわれているのです。

その他にもお子様に特に多いのが、長時間のゲームです。
小中高生にも多く見られるストレートネックは、携帯ゲームやインターネットゲームの長時間の使用が原因で年々急増しているのです。

ストレートネックは鍼灸(ハリ)治療で症状を緩和することができますが、凝り固まっている筋肉をほぐし、神経の興奮を沈めるよう治療を進めます。
さらに圧迫されている血流やリンパの流れを改善することで代謝機能を活性化、細胞の分裂を促進することで、損傷している筋肉の回復を促すことができるのです。

ストレートネックは、鍼灸(ハリ)治療を数回行うことで、確実に改善効果を実感できるでしょう。
人によっては、たった1回の施術で痛みや違和感を完全に取り除くこともできますので、症状が酷くなる前に鍼灸(ハリ)治療を受けることをオススメします。

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寝屋川市 鍼灸治療で「産後の冷え」を改善

2015年05月21日 [記事URL]

鍼灸治療で「産後の冷え」を改善

女性の骨盤は赤ちゃんがスムーズに通ることができるよう出産時に開く仕組みになっています。
これは産道を確保するため「リラキシン」と呼ばれるホルモンの影響により恥骨結合や仙腸関節などを中心に全身の靭帯を緩めるからです。
その影響は出産後6ヶ月程度持続すると言われていて、この時に悪い姿勢などを繰り返すと強い歪みをつくってしまう原因になります。
ですから、出産後は歪みを残したまま骨盤が固まってしまわないように注意する必要があります。

ただ、出産後は授乳・抱っこ・今までと違う荷物を持つなど、経験したことがない体の負担がかかりやすいですし、無理な姿勢をしてしまうことが多いです。
さらに妊娠中の姿勢に慣れていることから、出産後も引き続き腰を反った状態が楽に感じて骨盤を前に傾けたまま生活してしまいます。
これらのことから腰周辺の筋肉が緊張したり、骨盤の歪みを強くしたりしてしまいますし、体形の変化が加わり全身に「産後トラブル」と言われる様々な症状が起こってしまう可能性があるのです。

骨盤が歪んだままでいると大腰筋が弱くなって、この筋肉とバランスを取るお尻の大臀筋が衰えてしまい「垂れ尻」になってしまいます。
また、その影響で脚の内側に肉が付きやすくなって足が太くなります。
さらに代謝の低下により腰周りの肥満などの症状が出てきますし、ウエストのくびれを作る外腹斜筋も緩んで体型が崩れてしまいます。

あと骨盤の歪みは姿勢の歪みにつながり、腰痛やひざ痛など体の様々な部位に痛みを起こしてしまいます。
また下半身の血液やリンパの流れが悪くなることで、女性特有のむくみ・冷え・便秘などと言った症状も起こってしまいます。
このように骨盤の歪みによって、冷えなど女性特有の悩みが様々起こってくるので産後の骨盤矯正が必要なのです。

それから、産後の骨盤矯正と共におすすめしたいのが「鍼灸治療」です。
鍼灸治療は鎮痛効果と共に筋肉への血流を改善することで、出産後に起こる様々な痛みを解消するとても有効な治療法ですし、ご存知の方も多いでしょうが、鍼灸で「冷え」を解消できるのです。
さらに減退した体力の回復と言ったメリットがあるので、鍼灸は産後のお母さんたちに推奨できる治療法と言えるのです。

あと女性はホルモンの働きに影響を受けやすいために、病気じゃないけれど健康とも言えない「不定愁訴」と言う症状に悩まされてしまう方も少なくありません。
また「冷えは万病の元」と言われるように、女性にとって厄介な症状なので、産後の時期だけでなく体調の変化に敏感に対応してメンテナンスすることにより「未病」を防ぐことも大切です。
その際にも鍼灸治療が手助けをしてくれるので、がまんしないでしっかりと体調を整えるように心がけましょう。

ただ忙しく鍼灸院になかなか通うことができない場合もあるでしょう。
そのような時は自宅で簡単にできるお灸があれば継続も可能なので、ツボの取り方などを鍼灸師に教えてもらいメンテナンスに役立てると良いでしょう。


寝屋川市 むち打ち改善方法

2015年05月20日 [記事URL]

鍼灸(ハリ)治療でむち打ちを効果的に改善する

残念ですが、むち打ち症の辛い症状を抱えていても、レントゲンやMRIで特に異常が確認されない場合には、親身になって治療をしてもらえることはほとんど無いのです。
患者が痛いと強く申し出ても、画像診断で何ら問題がないと判断された場合、湿布などによる治療のみが一般的です。

その点、むち打ちを鍼灸(ハリ)治療で行う場合、その人それぞれの症状、痛みを発生する経緯などを問診と触診で詳しく調べることで、オーダーメイドの治療が可能となるのです。
西洋医学のように、精密機器による診断はできませんが、豊富な経験での施術と、人間本来が持ち合わせている自然治癒力によって根本から痛みを取り除くことが期待できるのです。

むち打ちを軽く考えて、適切な対処を試みない人も意外と多いのですが、特に交通事故後の対処は、すみやかにかつ正しく行わなければその後、あらゆる不調の原因となる可能性が非常に高いのです。

事故直後こそ、強い痛みは感じないものの、数日後、または数ヵ月後に痛みが徐々に強くなったり、手足の痺れや動きの制限、などあらゆる不調を感じるようになるのです。
ですから、自己判断せず、必ず早期に適切な治療を受ける必要があります。

鍼灸治療でむち打ちを治す場合には、保険が適用できるものもありますので、まずは相談してみるといいでしょう。
ハリや灸を取り入れた治療から局所的な痛みやコリに対するマッサージ、電気鍼による治療、整骨や生活指導などトータル的な改善を目指します。

痛みが慢性化しやすいむち打ち症の場合、鍼灸治療を継続的かつ定期的に行うことで、自己免疫機能を高め再発を予防し、外界からのストレスにも負けないような身体を作ることができますので、現在むち打ちの症状を抱えている方は、鍼灸治療を利用してみるといいでしょう。

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寝屋川市  「産後の膀胱炎」と鍼灸治療

2015年05月19日 [記事URL]

「産後の膀胱炎」と鍼灸治療

細菌やウイルスが尿道内に入って炎症を起こす症状を「膀胱炎」と言って、男性・女性共に発症する病気ですが、実は女性の方がかかりやすい傾向にあります。
その理由は、尿道が男性は約15㎝なのに対して女性は3~5㎝と短いためで、尿道が短い女性の方は細菌が入って炎症を引き起こしやすくなるためです。

膀胱炎は、一度発症すると繰り返し再発する可能性が高く厄介な病気で、しかも放置しておくと痛みが激しくなったり、炎症が悪化して血尿を引き起こしたりすることがあります。
また膀胱から尿管・腎盂へと細菌が繁殖すると「腎盂腎炎」になることがあって、腎盂腎炎を引き起こすと腰や背中に痛みを感じたり、熱や悪寒・吐き気・全身のだるさなどの症状が現れたりします。
さらに症状が重くなってしまうと、腎臓から血流に乗って細菌が全身に広がり命に関わることも考えられるのです。

ですから、トイレの回数が増える・排尿時に痛みを伴う・頻尿・残尿感がある・尿の混濁など、膀胱炎の代表的な症状がある時は早めの治療を行うことが大切です。
ちなみに、症状が軽度の場合なら市販薬でも治る可能性もありますが、重度の場合や治療が遅れると慢性化する可能性があるので、まずは病院を受診することをおすすめします。

それから知っておいてほしいことは、妊娠中や産後に膀胱炎になりやすいと言うことです。
そこで、かかりやすい理由や予防法、対処法など「産後の膀胱炎」について事前に知っておくと役立つことでしょう。

まず、かかりやすい理由ですが、そのひとつとして「尿を十分に排出できない」と言うのがあります。
実は、一時的ですが出産時の負担により膀胱神経が麻痺しやすくなるために、産後は尿が出にくくなって膀胱内に尿が溜まっている状態になりやすいのです。
また、それと共に分娩時の会陰の裂傷や切開の痛みから排尿を我慢してしまい膀胱に尿が長時間溜まった状態になってしまうのです。

もうひとつの理由としては「デリケートゾーンを清潔に保てない」と言うのがあります。
ご存知のように産後1~2ヶ月の間は、「悪露(おろ)」と呼ばれる子宮内側や膣の傷口などから粘膜や血液などの分泌物が排泄されます。
また産後7~10日間くらいまでは外陰部の自然裂傷や切開の傷口が塞がっていません。
その為に悪露や外陰部の傷のケアがおろそかになると細菌が繁殖して尿道口から侵入してなりやすくなるのです。
ですから対策としては、まず「産後は膀胱炎になりやすい」と認識して、水分補給と尿が長時間溜まらないように排尿をこまめに行うように心がけましょう。
また消毒綿やシャワートイレを使用して常に清潔を保つようにしましょう。

あと膀胱炎の治療のひとつとして「鍼灸治療」があることを知っておくと良いかも知れません。
実は「WHO(世界保健機関)」から膀胱炎は鍼灸適応症のひとつと認められていて、公的にその治療効果が認められているのです。
ですから「産後の膀胱炎」に悩まされている方は、体の免疫力を高めて病気にならない丈夫な体を作ることを目的とする鍼灸治療を一度試してみるのも良いかも知れません。


寝屋川市 「産後の乳腺炎」はお母さんだけの問題ではない

2015年05月17日 [記事URL]

「産後の乳腺炎」はお母さんだけの問題ではない

産後におっぱいが張って痛い・しこりがおっぱいの一部にできて痛い・おっぱいが熱をもっている・おっぱいを赤ちゃんがあまり飲んでくれない・おっぱいが黄色っぽいなど、ひとつでも該当すれば乳腺炎の可能性があります。
この乳腺炎と言うのは、乳腺に母乳が詰まることで炎症がおこったり、細菌に感染して痛みや発熱などが発生したりするもので、産後のお母さんの4分の1がかかると言ったデータもあるほどです。

産後の乳腺炎の種類としては「急性うっ帯性乳腺炎」と「急性化膿性乳腺炎」があって、その他「慢性乳腺炎」と言うものもあります。
急性うっ帯性乳腺炎は産褥早期(多くは産褥1週間以内)に発症しますが、感染症ではなくて乳汁が乳管内にうっ滞することで起こるものです。
主な原因として考えられることは、乳房の血管拡張による静脈血・リンパ液のうっ滞で乳管が圧迫または閉鎖などして乳汁がうっ滞することです。
症状は軽い痛み・腫脹・発赤・熱感などで、乳汁のうっ滞を除去することによって症状はなくなります。

急性うっ帯性乳腺炎が悪化すると、細菌感染による「急性化膿性乳腺炎」になってしまいます。
細菌の感染経路として考えられるのは、乳頭部の微小な傷口から乳腺実質に達して、さらに乳管内に進入する経路と、まず乳管内に細菌が進入して乳管上皮を破壊し間質に波及する経路の2つがあります。
産褥2~3週間ごろに発症することが多くて、起炎菌の代表的なものとしては「ブドウ球菌」「大腸菌」「レンサ球菌」があります。
症状としては、悪寒戦慄を伴う発熱・乳腺の有痛性硬結・びまん性腫脹・発赤・熱感などがあって、通常は痛みが強くなるので授乳困難になります。
このような急性化膿性乳腺炎になった場合には、すぐに病院を受診して治療する必要があります。

あまり授乳と関係なくて、細菌感染により乳輪近辺に腫瘤が生じ時々腫れて膿が出ることを繰り返すのが「慢性乳腺炎」です。
慢性乳腺炎は、まず抗生物質により炎症を沈静させて、炎症性腫瘤の切除と炎症の基になる陥没乳頭の処置療法と言った根治手術を行わないと再燃する可能性が高くなります。

乳腺炎の治療は基本的に病院になりますが、感染症ではない「急性うっ帯性乳腺炎」なら鍼灸治療と言うのもひとつの選択肢になります。
授乳に伴う肩こりや慣れない育児による疲労など、産後の様々なトラブルに対しても鍼灸治療は効果があるので、乳腺炎の治療と共に改善するため鍼灸院で治療を受けるのも良いでしょう。
ちなみに急性うっ滞性乳腺炎の鍼灸治療は、背部兪穴と胸腹部募穴による兪募穴治療で血液とリンパの循環改善を行います。

乳腺炎の治療は初期段階での処置が重要で、違和感がある時点で早めに対策をするとかなりの確率で改善できます。
ですから、早期の段階で病院や鍼灸院で治療することをおすすめします。
どうしても自分のことは後回しになってしまいますが、おっぱいの問題は赤ちゃんがおっぱいを飲めないと言うことにもつながります。
産後の乳腺炎はお母さん自身だけの問題ではないことをしっかりと認識しておくことも大事です。


寝屋川市 鍼灸治療で「産褥熱」の対処を

2015年05月15日 [記事URL]

鍼灸治療で「産褥熱」の対処を

産褥期(産後の肥立ち)とは、出産後にお母さんの体が妊娠前の体に戻っていく期間で、大体6週間~8週間の間と言われています。
肉体的にも精神的にも大きな負担がかかる妊娠・出産を終えた後の女性にとって、この時期は悪露(おろ)がいつまでも赤い・高熱が出る・排尿時に痛む・乳房がはれて痛むなど様々な症状に悩まされます。

そのひとつとして「産褥熱」があって、産後2~3日経過した時に突然38度~39度の高熱がでる症状です。
この原因として考えられることは、細菌が分娩時にできた子宮壁や膣壁の傷から入って、出産後で体力が低下しているために免疫力が落ちて、菌が体内で繁殖した為と考えられています。
また、悪露が停滞することにより細菌が増殖しやすい環境になるので、この点も注意が必要と言えます。

その他にも細菌が尿道に入って感染することにより40度以上の高熱が出る「腎盂炎」の場合もあります。
産後は子宮・膣・外陰部など様々な場所に傷があるので細菌に感染しやすい状態と言えるため注意しましょう。

ちなみに昔は母体の生命に危険が及ぶため恐れられていた症状ですが、現在では分娩時に適切な予防処置を実施するので心配は少なくなっています。
しかし高熱がある場合には感染症の恐れもあるので、軽く考えないで早急に病院を受診しましょう。

感染症が心配される高熱は出ていないけれども、微熱や熱感があっても体温計で熱がないと言った状態のケースもあります。
そのような場合には、清熱解毒法で熱を下げることができる「鍼灸治療」で対処するのも良いかも知れません。

東洋医学では「産褥熱」は、妊娠・出産により血が不足して血虚になることで起こると考えられています。
この血虚とは、血液中のヘモグロビン濃度が一定基準値を下回った状態の貧血とは違って、体に対して血が十分にない状態(血がたりない)のことです。
つまり、血虚は血の滋養・滋潤作用が低下している状態と言えます。

血虚で血が不足すると体のバランスが崩れて微熱や気持ちの悪い熱感が生じますし、それがいろいろなところに波及して様々な症状の原因になります。
具体的には、体がほてってのぼせたように感じる・頭痛やめまいがする・疲れやすくなる・気分がイライラする・うつの傾向になるなどです。

もしこの状態が長期的に続くと「産後の肥立ちが悪い」と言うことになって、赤ちゃんのお世話など様々な面で支障が発生するので早めに対処するのが望ましいです。
鍼灸治療では根本原因となる血虚を改善することで、熱の発生源を絶ち様々な症状を改善します。
ですから、感染症の可能性が考えられない「産褥熱」がある場合には、鍼灸治療を一度試してみるのも良いでしょう。

お母さんが元気でいることは、単に本人の為だけではなくて赤ちゃんにとっても大事なことです。
昔から産後は体に負担を与えないようにと言われ続けているので、何らかの不快な症状がある場合には、がまんするのではなくて早めに対処することが大切と言うことを認識しておくことが重要です。



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